Entertainment MUSIC UK LIFE おすすめ

映画「ユーロビジョン 歌合戦」あらすじレビューとユーロビジョン・ソング・コンテスト

投稿日:2020-06-30 更新日:

 

皆さんはユーロビジョン ・ソング・コンテストを見たことがありますでしょうか。

今回このソングコンテストを描いた、コメディ映画「ユーロビジョン 歌合戦 ~ファイアー・サーガ物語」Eurovision Song Contest: The Story of Fire Saga がネットフリックスで配信されていますので、こちらに関連して、ユーロビジョンについてご案内したいと思います。

筆者もこちらのコンテストをイギリスへ移住してから15年ほど毎年欠かさずテレビで見ており、この映画のトレイラーを見た時にはかなり笑ってしまいました。これぞユーロビジョンという曲とビデオ。ネットフリックス配信日に早速見てしまいました。。

私的にはかなり面白かったのですが、ユーロビジョンを見たことない方にはわかりにくい部分もあるかなと思いましたので、今回はユーロビジョンとは何か、とともに映画の見所をご紹介したいと思います。

 

 

ユーロビジョン・ソング・コンテストってどんな大会?

ユーロヴィジョンとは、「ユーロビジョン・ソング・コンテスト」と言い、第二次世界大戦後、ヨーロッパの国々で国境を超えた元気の出るエンターテイメントを作ろう、ということで1956年に始まった、ヨーロッパ最大のイベントです。今ではヨーロッパ他、約50ヶ国の代表が毎年優勝を競い合っています。

参加するには欧州放送連合の正会員になることが条件です。送信を受信することが可能な欧州放送地域にある、または欧州評議会の加盟国であること。少なくとも98%の世帯が放送を利用できること、だそうです。

欧州放送地域は、ヨーロッパ以外の国もカバーしているので、イスラエルやキプロスなどの西アジアの国々、ロシアやトルコなどのヨーロッパとアジアにまたがる国々、モロッコなどの北アフリカの国々など、これらの国の多くが参加しています。そして当日は参加する全ての国に、また最近は参加してない国も含めて一斉生中継されます。

2015年には欧州放送地域以外で初めての国、オーストラリアが参戦。なかなかの成績を残しました。2023年まで参加が決まっているようです。

今年2020年には開催が始まってから初めて、コロナウィルスにより中止になりましたが、コンペティションなしの参加者の放送のみ行われました。

とにかく毎年盛り上がりが凄いです。ここで目立てば世界中で曲が売れ、自国で大スターになる可能性も。

 

ユーロビジョンで何が行われるのか。

コンテストは非営利のイベントであり、資金は通常、参加している各放送局からの参加料、ホスト放送局とホスト都市からの寄付、スポンサーシップ、チケット販売、テレビ投票、および商品からの商業収入によるもの。

毎年スローガンがホスト国によって設定されます。デザインやテーマはこれによって決められます。(「私たちは一つ」We Are One や「多様性を祝福しよう」Celebrate Diversity など。)

またホスト国にとっては、大きな観光アピールになりますので、主催国は各曲の前に観光地などをミュージシャンとともに撮影したものを流します。これがなかなかよくできているものがあって面白いです。

各国の解説者はオリンピックのように専用のブースを与えられます。

ライブは全て生で歌わなくてなりません。口パクは禁止です、バックボーカルも基本的にはダメなので、これを違反すると厳しい罰則を受けます。

歌の言語はなんでも良いので、自国の言語でも公用語の英語でも構いません。今ではほとんどのグループが英語、または英語と自国語のミックスでパフォーマンスしています。

インターバルでは地元ミュージシャンや有名アーティストがパフォーマンス行います。最近ではジャスティン・ティンバーレイク、マドンナなどです。

ちなみにコンテストでは、国籍や出生国を規定する規則はありません。ルクセンブルグやモナコなどの多くの小規模な国は、他の国のアーティストや作曲家が参加します。今まで優勝した参加者には、出場国と異なる国籍を持っている人もいます。

国や開催地域の状況により、開催場所の収容人数やホテルの確保などが変わってきます。財政上の理由で開催が困難になる場合もあり、代わりにイギリスで開催されたこともありました。(1960年オランダ→ロンドン、1961年フランス→ロンドン、1972年モナコ→エジンバラ、1974年ルクセンブルグ→イギリス、など)

とにかく、ユーロヴィジョンの主催国になれば、裕福な国ではなくでも国そのもののPRとなりますし、観光業も賑わいます。そういった意味でも様々な国の思惑が見え隠れする大会でもあります。

 

優勝はどのように決めるの?

各国でまず参加者を決めます。曲はオリジナルとなります。

コンテストは1週間にわたり行われます。いわゆる「ユーロビジョンウィーク」です。

火曜と木曜に準決勝。土曜にファイナルとなります。

コンテストの主催国とビッグファイブ(フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、イギリス・・・もちろん、多額の資金を提供するためです。。)の国は自動的にファイナルへ行き、その他の国は準決勝で決まります。毎年26カ国がファイナルに進出します。

決勝戦では、全てのグループが演奏を終了した後、審査員の得点のほか、参加した各国の視聴者が電話、SMS、またはEurovisionの公式アプリを介して、自分以外の国のグループに投票します。(自分の国のグループには投票できません。)

各国は自国での投票順位をもとに、上位10カ国のみへ点数を入れていきます。

それぞれ、1点から8点までの各得点、および10点と12点となります。

 

点数の発表はこのコンテストの大きな山場となります。

優勝すると、その後もう一度パフォーマンスが行われます。優勝したグループの国は次回の開催国となり、優勝者も招待されます。

 

ユーロビジョン・ソング・コンテストにおける問題

音楽以外での技巧偏重

長年にわたって、多くのパフォーマンスが音楽以外の方法で視聴者の注意を引き付けようと試みており、精巧な照明ディスプレイ、火工品、奇妙な舞台のセットや衣装などが最近のコンテストで一般的に見られています。 。

おかしいのもあり、びっくりするのもあり。えー。。というもあり。

歌よりもこちらに力が入っているのでは、と思われても仕方がないものも。

でもこれがこのコンテストの魅力の一つとなっています。

 

政治的ジェスチャー

この大会では政治的なパフォーマンスは禁止されています。とは言ってもやはり国々がひしめき合っている大陸内でのこと。国対抗のコンテストだけあって、政治的な紛争や緊張がどうしても反映してしまう難点があります。

例えば2009年、アルメニアとアゼルバイジャンの間の紛争に関連して、参加者が政治的な歌を作って変更させられたり、アルメニア人に投票した多くのアゼルバイジャンの人々がアゼルバイジャン警察に尋問されたりしました。

ロシアとウクライナ問題でも事件が起こりました。2016年、ウクライナの参加者がクリミアのタタール人の国外追放を言及した歌詞「1944」でコンテストで優勝しました。多くの人がこの歌をロシアの行動に対する政治的声明であると感じました。しかしロシアからの抗議にもかかわらず、歌の大部分は歴史的なものであるとみなされ、歌は許可されました。それに引き続き、ウクライナで開催の2017年コンテストでロシアは最終的にコンテストから撤退しました。

2009年のロシア - グルジア戦争の余波で、ジョージア代表は「We Don't Wanna Put In」という曲で参加しましたが、(最後の2単語がプーチンと聞こえる。)プーチンを批判するように見えたので、主催者から注意を受けました。曲の歌詞の変更要求はグループによって拒否され、その後ジョージアはイベントから撤退しました。

 

政治的投票

このコンテストは、「政治的投票」でも長らく非難されてきました。各国は、音楽的要素よりも政治的関係に基づいて投票を行っている、というものです。

投票システムへの批判は2000年代半ばに最も高まり、明らかな投票の偏りにより、特に東ヨーロッパの国々が決勝で上位15か所を占めた2007年、他の国々がコンテストをボイコットする危険にさらされました。

この件は、ヨーロッパの国会で取り上げられたり、ユーロヴィジョンの投票パターンがエコノミストやBBCニュースなどで分析されたりと、毎年かなり注目されます。

このため出来る限り偏りのないよう、投票方法にさまざな工夫がされていますが、完璧なものにはたどり着いてはいないようです。

 

LGBTコミュニティ

コンテストはLGBTコミュニティで長年にわたって支持されており、主催者もこれらのファンを取り込むため、積極的に取り組んできました。

例えば、アイスランドのポール・オスカーは、1997年のコンテストで公然とゲイになった最初のアーティストになり、コンテストに優勝しました。

ダナインターナショナルはコンテストの最初のトランスパフォーマーで、1998年のバーミンガムでのコンテストで優勝しました。脅迫などもあり、彼女の宿泊先はバーミンガムで唯一防弾窓のあるホテルだったとのことです。またバイセクシャルのパフォーマーであるダンカン・ローレンスも、2019年のオランダコンテストで優勝しました。

さらに近年では、ヨーロッパ全体のさまざまな政治イデオロギーが、特にLGBTの権利に関して、ユーロビジョンと衝突。トルコは、2013年に投票ルールの不満を理由にコンテストから脱退しましたが、最近、ボイコットし続けたもう1つの理由として、LGBTのパフォーマンスを挙げています。

ハンガリーのヴィクトルオルバン政府で反LGBT感情が高まる中、ハンガリーが2020コンテストに参加しないことを選択しました。

2013年にロシアで「ゲイのプロパガンダ」法が導入され、ウクライナ問題とも重なって、2014年のコンテストでは、ロシア代表のパフォーマンスやロシアがポイントを獲得した投票の最中に、ブーイングが巻き起こりました。

2014年のコンチータ・ヴルストの勝利で、ロシアの保守的な政治家の何人かが結果に不満を表明しました。ブーイングに応えて、2015年のコンテストのプロデューサーは放送用に「反ブーイングテクノロジー」をインストールし、コンテストのプレゼンターは何度もブーイングしないよう聴衆に呼びかけました。

そんな中、ロシアの参加者であるポリーナ・ガガリーナは、投票の休憩中に控え室でコンチータに会い、彼女がコンチータを抱いている自分のソーシャルメディアに舞台裏のビデオを投稿した後、ロシアの保守派から批判されました。

コンテストでのLGBT問題はコンテストに参加していない国でも発生しています。

ユーロビジョンは数年間中国で放送されていましたが、同性関係を描いた2人の男性ダンサーをフィーチャーしたり、パフォーマーの入れ墨はインターネット放送局によって検閲され、2018年にマンゴーTVが所有していた権利は2018年のコンテスト中に終了しました。

 

イスラエル問題

イスラエルは1973年、中東諸国としてヨーロッパ以外の国から最初に参加した国となりました。1972年のイスラエルオリンピックチームの11人のメンバーが殺害されたミュンヘン虐殺から1年足らずでした。武装した警備員が会場に配置され、出席者は射殺される恐れがあるため、ショーの最中は立たないよう警告されたそうです。長年にわたるコンテストへの参加は論争の的となることもありましたが、現在までに4回も優勝しています。

コンテストは1970年代のアラブ地域で定期的に放送されましたが、多くの国ははイスラエルを承認していなかったため、彼らの放送局は通常、イスラエルがパフォーマンスするときだけ、広告に切り替わりました。1978年にイスラエルがコンテストに勝ちそうだと思われたとき、ヨルダンの放送局JRTVは、投票の終了前、「技術的な困難」を理由に水仙の束のイメージで送信を終了し、次点となったベルギーが代わりに勝利したと発表しました。

多くのアラブ諸国がイスラエルが原因で参加をしていません。いくつかの国では試みが行われていますが、様々な理由で未だ実現していないようです。

イスラエルは3回にわたってコンテストを主催しました。スケジュールにより安息日にかかるため、正教会の宗教指導者からの反対が提起されましたが、これらはほとんど無視されました。コンテストの準備はほとんど変更されずに行われましたが、トルコはコンテストからの撤退を迫られました。

2019年には、その年のコンテストのイスラエル選考での参加者は、もし勝つとすれば安息日にリハーサル演奏する必要があると言われ、最終的に撤退し、準決勝にてインターバルパフォーマンスを行いました。

またイスラエルでの2019年のコンテストでは、さまざまなボイコットがありました。これには、ヨルダン川西岸地区とガザ地区のパレスチナ人に対する国の政策に応じたボイコット、そしてピンクウォッシング(LGBT排除運動)に反対するものです。華やかな大会の裏では物々しい警備が行われていたとのことです。

 

マドンナのパフォーマンス

2019年にマドンナがインターバルパフォーマンスをしましたが、その内容が話題を呼びました。Like a Prayer という選曲でパレスチナ問題、人権問題を表現した内容でした。イスラエルとパレスチナの旗をつけたダンサーが腕を組んで歩いている表現です。リハーサルの時にはなく、主催者側は承認していなかったとのことです。

マドンナは番組中のその後のインタビューで。「すべてをひとつにする音楽の力を過小評価しないで。」と語りました。

さらに。。それとは関係なく、マドンナの歌が完全に音を外していて、パレスチナどころではなくなったのも事実。ネット上ではそのことで持ちきりになりました。私もバックの演奏が聞こえてないのかなーとは思っていたのですが。さすがマドンナ、いろんな意味で話題沸騰でした。

 

ユーロビジョンにどんな人が出場したのか。話題の人は。

過去における最も有名な参加者はABBA、そしてセリーヌディオンでしょうか。その他、フリオ・イグレシアス、エンヤ、t.A.T.u、クリフ・リチャード、オリビアニュートンジョン、カトリーナ&ザ・ウェーブズなど。

おそらく最近で最も目立っていたのはコンチータさんでしょう。

彼女はもう一目見て忘れられないビジュアルで最初から話題沸騰だった方です。その後メディアで引っ張りだこ。ラガーフェルドとのコラボもありました。

こちらは2000年以降のパフォーマンスのダイジェスト版です。気になるパーファーマーがいたら別に検索してみてくださいね。

とにかく癖になる。ユーロビジョンの面白さとは。

耳に残る、キャッチーなメロディ

各国がしのぎを削って、印象に残るメロディーで歌を作っています。

どこか懐かしさを感じところもあったり、歌謡曲っぽいものから、ラップ、メタルロック、民謡風、なんでもありです。テーマも恋愛、希望、環境問題など様々。キャクターバンドもありで、かなり個性強めな方々です。そして、それぞれお国柄みたいのも出るんですよね。

最近は男女デュオ自体少ないし、さらにお互いに見つめあって愛の歌を歌うって昔あったなー。みたいな。英語でいうとまさに「cheesy」という感じでしょうか

ですがこれこそユーロヴィジョンの面白さでもあります。

私もついiTunesでダウンロードしてしまったものあります。。毎年必ずお気に入りのパフォーマーが見つかりますよ。特に準決勝から見てたりすると、顔も歌も覚えてくる(みなさん濃いので覚えやすい)ので、より楽しめるかと思います。

見た後はあるメロディが頭の中をグルグルすること間違いなし!

(筆者も映画のVOLCANO MAN!が頭の中で鳴りながらブログを書いております。)

 

目に焼くつくヴィジュアルと思いも寄らぬ舞台セット 

もちろん、ヴィジュアルは大事ですよね。

美男美女出てきますよー。そうでなくても、なんかめっちゃ印象に残る、見てて楽しい人たちがたくさんです。

それだけも見甲斐があるのでですが、さらに加えて舞台演出もすごいです。問題点のところにも書きましたが、考えも及ばない発想のものも盛りだくさん。最近はテクノロジーを駆使したものも多いです。

今まで印象に残ったのはラットが走る輪みたいにの人がひたすら中で走ってたり、ロシアのバンドであの、フォギュアスケートの貴公子プルシェンコ(本物です。)がその周りをひたすらスケートしてたり、ピアノに火がついたり、ガラスの箱の中でダンサーが踊りまくったり、、おばあちゃんの集団だったり。キリがないです。

最近は少ないですが、自国の言語を歌う異国情緒漂うのもなかなかです。ただ何を言っているのがわからないので、やはりヴィジュアルがより大事になってくるでしょうか。

 

どんなLGBTアピールや政治的背景があるのか。

上記で説明しましたように、LGBTコミュニティをサポートしているこのユーロヴィジョン。毎年色々な形でLGBTの要素が入っています。

また開催地やその時の政治情勢によって、参加国への反応が見られることがあります。イスラエル開催地だった2019年も物議を醸しましたし、その時のロシアへのブーイングもそれを反映しています。LGBTそのものに反対の国もありますし、宗教の問題は無視できません。

政治情勢も目立ったものは把握しておくと聴衆の反応などの意味がわかるかもしれません。

その辺を頭に入れながら、パフォーマンスやポイントを見るとよりユーロヴィジョンを堪能できるでしょう。

 

司会者とポイント発表

ユーロヴィジョンでは必ず複数の地元司会者が進行をします。基本英語とフランス語で行われ、英語、続いてフランス語で繰り返します。この方々もなかなか特徴があって面白いです。

またポイント発表は、スポークスマンというこの点数発表のために選ばれた代表が、それぞれの国から中継で行います。(開催地にいる解説者とは別です。)アナウンサーや、ミュージシャン、元参加者だったりするのでしょうが、他の国の人はいったいこの人は誰なんだろう、と思いながら発表を聞きます。綺麗なお姉さんだったり、普通のおじさんだったり、自国語訛りの英語やフランス語でお知らせしてくれます。でもこれがまたかなり楽しめるんですよね。

2019年のファイナルはこちらです↓

各参加国をそれぞれ中継で結んで順番にポイント発表をしていきます。この時に、英語で発表した後、司会者がフランス語で繰り返すのですが、この12ポイントを「ドゥーズ・ポワン!」がもう一種のお決まりフレーズ。これぞユーロヴィジョン。なのです。

さらに政治的投票、のところで書きましたが、仲良しグループの国々はお互いに投票することが多いです。

例えば、北欧の国々(デンマーク、ノルウェー、フィンランド、スウェーデン)、中央ヨーロッパ(クロアチア、セルビア、ボスニアヘルツェゴビナなど)、ロシア圏(ロシア、ジョージア、ウクライナ、アルメニアなど)、ギリシャ(ギリシャ、アルバニア、キプロスなど)など。

この辺を知っておくと、各国のポイント発表が面白いです。最後12ポイントの発表の前に「どうせロシアだろー」と予想したり、仲良しグループの国がポイントを入れていないと、ウソー!!ってなるわけです。

 

イギリス問題 (イギリス的には)

ちなみにイギリスは1997年以降、長年優勝者を出していません。ビックファイブに入っているので決勝戦には出場するのですが、得点もほとんど入らない。。(泣。。)

そしてこれがよく話題になります。前職のイギリスのコメンテーターはこれが原因でやめてしまったらしいです。現職にはグレアム・ノートン。今飛ぶ鳥を落とす勢いのイギリスのコメンテーターですが、彼自身ゲイで、かなりコメントも面白いのでこちらもイギリス人にとっては見どころです。

いつか忘れましたが、またイギリスが低得点に落ち着くと、ノートン氏は、ちょっと投げやりになり、男女司会者を見ながら、「どうやらこの二人はいつデートに誘うか迷っているようです。」と、ふざけたコメントも飛び出します。

もうイギリスが、もう完全に諦めきっているというか、おちゃらけて全く勝つ気もなく(表向きには)、嘲笑を伴った冷めた目でユーロヴィジョンを捉えております。それほど悪くない参加者でも点が一桁が当たり前。(これも見どころだったりしますが。。。)

そして唯一仲良しと信じているアイルランドからの点が入らなかったりした時には、大ブーイング(イギリスだけ)な訳です。

完全に切れたイギリスは60年代に活躍したエンゲルベルト・フンパーディンクや80年代に人気を博したボニー・タイラー、さらに00年代のブルーというボーイバンドと言う懐かしのスター(いわゆるプロ)を出場させたり、もう薮かぶれです。(それでも低得点ですが 泣)

もうたくさんお金出してバカみたいだから、やめちゃおうぜーという意見もちらほら。EUに続いてブレグジットとなるか?

ただ一つ、他の国もやはりイギリスからの得点は重きを置いているように感じます。高得点がイギリスから入った時の盛り上がりはすごいです。イギリスで認められるとそれだけ今後の活動に影響するということでしょうか。

 

映画「ユーロビジョン歌合戦」のあらすじと見どころ(ネタバレあり)

ユーロヴィジョンの概要はいかがだったでしょうか。私も改めて調べてみて勉強になりました。今後さらに楽しめそうです。

今すぐにでも見たい!と思われた方、youtubeなどでぜひチェックしてみてくださいね。

そしてなんとなくユーロヴィジョンの雰囲気を分かった上で、見て頂きたいのがこちら。もう予告を見た時から待ち遠しくてしょうがなかったのこの映画。その名もコメディ映画「ユーロヴィジョン歌合戦 ~ファイアー・サーガ物語」

先ずは最初の曲やプロモーションビデオからしてすごいです。キャッチーで、めちゃくちゃユーロヴィジョンな曲。しかもコスチュームも男女のデュオもまさにユーロヴィジョンらしい。うまく作ったなーと感心しました。

今ではコメディには欠かせない存在のウィル・フェレル 、そして相手役のシグリットに私も大ファンのレイチェル・マックアダムス

 

<あらすじ>

アイスランドの田舎町に住むランスが小さい頃にユーロヴィジョンを見て、将来これに出場すると決意します。

父や周囲の人には全く理解してもらえないまま、選考へ。
バンド名は「ファイアー・サーガ」(これもユーロヴィジョンっぽい。)

万が一優勝したら、お金がかかるから出場させたくない国側に陰謀から逃れ、ランスたちが出場することになります。

そして開催地のイギリスのスコットランドへ。(前年優勝した国が開催地となるので、イギリスが優勝したのかどうかは不明。このひねりも面白い。)

そこでイケメンのロシアの代表アレクサンドル・レムトフに会います。彼は「ライオンラブ」というこれまた濃いキャラな歌を歌います。なんとなく過去のドラキュラに扮してパフォーマンスしたルーマニアの出場者を思い出します。↓

https://www.youtube.com/watch?v=OV3xp5ZXSYA

ユーロヴィジョンではたくさんのパーティが開かれるらしいのですが、ここでもパーティで盛り上がります。本物の過去の出場者がここにたくさん出演しています。おー懐かしい!

準決勝では舞台セットの大型ハムスターの車輪が、シグリットの長すぎるスカーフが引っかかって、大惨事に。
(こちらも実際にセットとして過去にありました。↓)

https://www.youtube.com/watch?v=slHboKF9PIQ

それが原因でラースは恥ずかしさのあまり国へ帰ってしまいますが、シグリットは戻り、意外にも決勝に進出します。

ラースは決勝進出とは知らず、父の漁業を手伝ううちに結果を知り、急いでスコットランドへ戻ります。そしてシグリットが作曲した曲を披露するように薦めます。

規定では曲の変更はできないので、その曲を披露した後失格となりましたが、ラースとシグリットは仲直りします。

 

ストーリー自体はそれほど変わったところはありません。安全圏内のコメディ映画の枠内かと。

ユーロヴィジョンそのものを知らない人でもそれなりには楽しめますが、ユーロヴィジョンを知らないと本当には楽しめないかもしれません。

いくつかYouTubeでキャストのインタビューを見てみましたが、アメリカの人もほとんどユーロヴィジョンがどんなものであるのか知らないみたいです。主役のウィル・フェレルは奥様がスウェーデン人のなのでよく知っていて、ある日映画にしようと思い立ったそうです。

映画の中にはところどころに、上記で説明したユーロヴィジョンの特色、パーティ、イギリスの得点、LGBTなどの要素が盛り込まれていますので、そちらも合わせて楽しんでください。

異国の匂いを楽しめるなんとも言えない雰囲気に、なんともはまってしまうヨーロッパ最大のイベント。

これからますます目が離せないユーロヴィジョン。

ぜひご堪能ください。

 

参照 : Wikipedia "Eurovision Song Contest"

ショパンの映画 おすすめランキング トップ 5

愛犬と映画 - シネマで映画鑑賞

+1

ワードプレス336

ワードプレス336

-Entertainment, MUSIC, UK LIFE, おすすめ
-, ,

error: Content is protected !!

Copyright© London UK Blog , 2021 All Rights Reserved Powered by AFFINGER4.